韓国で施術を受けて帰国したあと、気になることが出てきたら?|ソウルのクリニックとの連絡の取り方、出発前に聞いておきたい質問、日本で受診するときに役立つ記録のそろえ方

A scene related to the topic

韓国で施術を受けて日本に戻ったあと、腫れが引かない、左右差が気になる、しこりのようなものに触れる、といったことが起きた場合、多くのクリニックでは写真とメッセージでのやり取りがフォローの中心になります。ソウルの医師が直接お顔を診察できるのは、もう一度渡航したときだけです。そのため、帰国後に安心できるかどうかは、出発前に何を確認し、どんな記録を持ち帰ったかでかなり変わります。また、強い痛みや急な変化があるときは、クリニックからの返信を待たずに、日本の医療機関を受診することが前提になります。この記事では、帰国後のフォローが一般的にどう進むか、渡航前に聞いておきたい質問、そして日本で受診するときに役立つ記録について、事実ベースで整理します。法律や保険についての助言ではありません。

帰国後のフォローは、一般的にどのように行われますか?

Seoul aesthetic clinic
Photo: LinkedIn Sales Navigator / Pexels.

多くの場合、施術を受けたクリニックにメッセージアプリやメールで連絡し、写真を送って医師の確認を受けるという流れになります。

ここで知っておきたいのは、写真によるやり取りには限界があるということです。

  • 医師は写真から腫れや赤み、左右差の大まかな様子は確認できます。ただ、触ったときの硬さや温かさ、痛みの程度はわかりません。
  • 返信は時差や診療時間の影響を受けます。韓国と日本に時差はありませんが、クリニックの営業時間外や混雑する時間帯には、返信が翌日になることもあります。
  • やり取りで受けられるのは「様子を見てよいか」「受診したほうがよいか」といった判断の目安です。処置そのものは、その場にいなければ受けられません。

つまり帰国後のフォローは、判断の手がかりをもらうためのものであり、直接の診察に代わるものではありません。この前提を知っておくと、出発前に何をそろえておけばよいかが見えてきます。

渡航前にクリニックへ確認しておきたいことは?

予約やカウンセリングの段階で、帰国後のことも含めて聞いておくと安心です。次のような質問が役に立ちます。

  1. 帰国後に連絡するときの窓口はどこですか? アプリ・メールのどちらか、施術を受けた人用の窓口があるかを確認します。
  2. 写真を送るときはどう撮ればよいですか? 正面・左右の斜め・真横など、医師が比べやすい角度を聞いておきます。
  3. どんな症状が出たら、すぐに現地の医療機関へ行くべきですか? 施術ごとに「待ってよいもの」と「待たないほうがよいもの」の目安を聞いておきます。
  4. 使った製品の名前と量は、書面でもらえますか? 日本で受診するときに一番役立つ情報です。
  5. 再来院して調整や修正をする場合、費用はどうなりますか? 無料の範囲や、有料になる条件を確認しておきます。
  6. 帰国前にもう一度診てもらう時間は取れますか? 滞在の最終日近くに短い確認の時間を入れられるかどうかです。

MIOでは、施術の前に医師が直接お顔を診察し、詳細な臨床写真の撮影とAIを使ったフェイス分析をもとに施術計画を立てます。分析は医師の判断を助けるためのもので、診断そのものではありません。このとき撮った写真は、帰国後に「施術前と比べてどう変わったか」を判断するときの基準にもなります。カウンセリングでは、帰国後の連絡方法もあわせて確認しておくとよいでしょう。

なぜ「記録」がそれほど大切なのですか?

帰国後に日本の医療機関を受診するとき、医師は韓国で何が行われたのかを、あなたの説明と手元の記録だけで知ることになるからです。

とくにフィラーは、記録の有無で対応が変わりやすい施術です。MIOの価格表では、同じ部位のフィラーでも輸入ラインと韓国製ラインが別の行に分かれています。たとえば鼻フィラーは、ジュビダーム・レスチレン・ベロテロのラインが399,000ウォン(約44,000円)、韓国製が159,000ウォン(約17,500円)です(税抜・執筆時点で公開されている価格。円換算はおおよその目安で、レートによって変わります。医師を指名する場合は別途100,000ウォンかかります)。どちらのラインで、どの製品を使ったのかは、外から見ても見分けられません。

日本の医師にとっては、次のような点が判断の材料になります。

  • 製品名(ブランド名・製品ライン)
  • 注入した部位と量
  • 施術日
  • 同じ日にほかの施術を受けたかどうか

記録の種類と集め方については、韓国・ソウルで施術を受けたら、どんな記録をもらっておくべき?で詳しくまとめています。ここでは「帰国後に別の医師へ渡す情報」という使い方に絞ってお伝えしました。

帰国後に気になりやすいことと、連絡の目安は?

施術の種類によって、帰国後に気になりやすいことは異なります。以下は一般的な傾向で、個人差があります。

フィラー 腫れや内出血は、時間がたつにつれて落ち着いていくことが多いです。一方で、強い痛み、皮膚の色の変化(白っぽい・紫っぽい色が広がる)、見え方に関わる症状が出た場合は、時間を置かずに医療機関を受診すべきサインとされています。こうした場合は、韓国のクリニックへの連絡を待たず、日本の医療機関を受診してください。

なお、MIOの価格表ではヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸溶解注射)が、MIOで入れたフィラーの場合は50,000ウォン(約5,500円)、他院で入れたフィラーの場合は100,000ウォン(約11,000円)と分けて掲載されています(税抜・執筆時点)。ただし帰国後は、溶解が必要かどうかも含めて日本で判断することになります。費用や判断の目安については、ヒアルロン酸フィラーを溶かしたいときの記事で整理しています。

スキンブースター(リジュランなど) MIOのメニューでは、リジュラン系の多くに「旅程の最終日向け」という案内がついています。注入した跡の小さな凹凸は、数日かけて落ち着くことが多いです。とはいえ、赤みや熱っぽさが広がっていく場合は、相談の目安になります。

リフティング(ウルセラプライムなど) ウルセラプライムは麻酔を使う施術としてメニューに掲載されています。施術後しばらくは、軽いむくみや触れたときの違和感が残ることがあります。しびれや痛みが長く続く場合は、写真だけでは判断しにくいため、受診を考えてください。

日ごとの経過については、施術後の腫れは何日目にどうなる?もあわせてご覧ください。

日本の医療機関を受診するとき、何を伝えればよいですか?

受診の際は、次のものを1つにまとめて持っていくと、話がスムーズに進みます。

  • 施術を受けたクリニック名と施術日
  • 施術名と製品名、量(書面やメッセージのスクリーンショットでも構いません)
  • 施術前の写真と、症状が出てからの写真(日付がわかるもの)
  • 症状がいつ始まり、どう変わってきたかのメモ
  • 施術後に飲んだ薬や塗った薬

受診先によっては、海外で受けた施術の診察を断られることもあります。その場合は、どのような対応になるのか、受診前に電話で確認しておくと安心です。

帰国後の不安を減らす旅程の組み方は?

いちばんの対策は、ソウルにいるあいだに一度確認を受けられる日程にしておくことです。

  • フィラーのように、MIOのメニューで「旅程の初日向け」とされている施術は、滞在の前半に入れます。そうしておくと、帰国前にもう一度様子を見てもらえる余地が生まれます。考え方は、韓国・ソウル旅行でヒアルロン酸フィラーを「初日」に入れる理由で解説しています。
  • 1回の滞在で施術を詰め込みすぎないようにします。施術が重なると、帰国後に何が原因なのかを見分けにくくなるためです。
  • 帰国便の前日に、受付で記録の控えがそろっているかを確認しておきます。

MIOには経験のある医師が在籍しており、それぞれに主な診療分野があります。フィラーやリフティングについては、その分野を主に担当する医師に、カウンセリングの際「帰国後に何かあったら、どう連絡すればいいですか」と聞いておくのがおすすめです。施術の前に答えを聞いておけば、帰国してから慌てずに済みます。

FAQ

Q. 帰国後、写真を送るだけで診断してもらえますか? A. 写真からは大まかな様子はわかりますが、触診や処置はできません。写真でのやり取りは、様子を見てよいか、受診したほうがよいかを判断する目安と考えてください。

Q. 強い痛みや色の変化が出たら、まず韓国のクリニックに連絡すべきですか? A. 急を要する症状のときは、返信を待たずに日本の医療機関を受診してください。韓国のクリニックへの連絡は、そのあとでも構いません。

Q. 日本の医師に見せるために、最低限そろえておくべき記録は何ですか? A. 施術名、製品名、部位と量、施術日の4点です。そこに施術前の写真があると、変化を比べやすくなります。

Q. フィラーの製品名は、あとから問い合わせても教えてもらえますか? A. クリニックによって対応が異なります。いちばん確実なのは、施術を受けた当日に書面かメッセージでもらっておくことです。

Q. 調整のために再渡航する場合の費用は、事前にわかりますか? A. 無料になる範囲や条件はクリニックごとに違います。施術前のカウンセリングで確認しておくことをおすすめします。

Q. 帰国前にもう一度診てもらうには、どう日程を組めばよいですか? A. 経過を見たい施術は滞在の前半に入れ、最終日の前に短い確認の時間を取れるか、予約の段階で相談しておきます。


ソウル・江南のMIO Clinicで予約する

Seoul Skin Notes は、ソウル・江南の美容クリニック「MIO Clinic」の公式ジャーナルです。ソウルでの施術をご検討中なら、MIOクリニックのスタッフがLINEでご相談・ご予約に対応します(日本語対応)。気になる施術をお知らせいただければ、あなたに合った選択肢をご案内します。

MIOクリニック(MIO Clinic)
ソウル市江南区江南大路372 FINE TOWER 2-3F
江南(カンナム)駅 4番出口から徒歩3分
診療時間:月・金 10:00–21:00 / 火・水・木・土 10:00–19:00 / 日曜 10:00–19:00
Web:mioclinic.kr/ja · Instagram:@mioclinic_jp · メール:jp-official@mioclinic.kr · Googleマップ

Seoul Skin Notes by MIOをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む