ソウルのクリニックで施術を受けると、帰りにアフターケアの説明書きを渡されることがよくあります。施術によっては、鎮静用のパックや軟膏、日焼け止めの試供品が付くこともあります。ただ、何が付くかはクリニックと施術内容によって違い、多くの場合は数日分の量です。帰国後もしばらく続く保湿・紫外線対策・洗顔料の見直しは、ご自身で用意する前提で考えておくほうが確実です。この記事では、渡されることが多いもの、自分で買うもの、それぞれ何日くらいもつか、そして帰国便の機内に何を持ち込むかを順に整理します。内容は一般的な傾向で、個人差やクリニックごとの違いがあります。
施術のあと、クリニックで一般的に渡されるものは何ですか?

もっともよく渡されるのは、施術後の過ごし方を書いたアフターケアの説明書きです。洗顔やメイクをいつから再開してよいか、飲酒・運動・サウナをいつまで控えるかといった内容が中心です。
そのほかに、施術によって次のようなものが付くことがあります。
- 鎮静用のシートマスク・パック:レーザー後の赤みや熱感を落ち着かせる目的で、1〜数枚
- 軟膏・再生クリームの小分け:ほくろ除去や、肌に細かい傷がつく施術のあと
- 日焼け止めの試供品:小さなチューブやパウチ
- 保冷剤:注入施術のあと、帰り道で冷やす用
- 処方薬:医師が必要と判断した場合のみ(抗生物質の塗り薬・飲み薬など)
どれも「必ず付くもの」ではありません。同じクリニックでも、施術の種類や医師の判断で内容が変わります。何が付くかは、予約やカウンセリングの段階で尋ねておくと、荷物の準備が楽になります。
自分で用意しておいたほうがよいものは?
渡されるものは基本的に「施術直後の数日分」です。帰国後の数日〜数週間に使うものは、ご自身で用意するのが一般的です。
- 低刺激の保湿剤:普段使っているものでかまいませんが、香料やアルコールが多いものは、施術直後は避けたほうが無難です
- 日焼け止め:レーザーやピーリングのあとは特に重要です。試供品だけでは足りないことがほとんどです
- やさしい洗顔料:スクラブ入りやピーリング作用のあるものは、しばらくお休みします
- 帽子・マスク・サングラス:赤みや腫れを隠しつつ、紫外線を避けるため
- 常温で持ち運べる冷却グッズ:保冷剤が渡されない場合や、移動中に冷やしたいとき
ソウルのドラッグストアでも手に入りますが、施術直後に買い物に出るのが難しいこともあります。普段から肌に合っている保湿剤と日焼け止めは、日本から持参しておくと安心です。
もらったアフターケア用品は、それぞれ何日くらいもちますか?
目安として、多くは1日〜数日分です。
- シートマスク・パック:1枚1回分です。当日〜翌日に使う想定で渡されることが多いです
- 軟膏の小分け:数日〜1週間程度。使う期間は医師の指示が優先です
- 日焼け止めの試供品:数回分です。帰国便に乗るまでの分と考えてください
- 保冷剤:帰り道の数十分〜数時間用です
- 処方薬:処方された日数分です。症状が落ち着いても自己判断でやめず、指示どおりに使います
開封した小分けの軟膏やクリームは、長く保管するものではありません。「余ったから次の施術のときに使う」という使い方はおすすめできません。
施術によって、渡されるものや必要なものはどう変わりますか?
施術ごとの一般的な傾向です。
レーザートーニング・色素系のレーザー:施術直後に鎮静パックをすることが多く、帰り道以降は保湿と日焼け止めが中心になります。数日間の紫外線対策が、仕上がりに直結しやすい施術です。
ほくろ除去:処置した箇所に保護テープや軟膏を使うことが多く、その使い方の説明が渡されるのが一般的です。テープを貼り替える期間があるため、帰国後の分を自分で用意する必要が出ることがあります。
フィラー・スキンブースターなどの注入施術:持ち帰り品はあまり多くなく、冷やすこと・触りすぎないこと・飲酒を控えることなど、説明が中心になります。腫れや内出血の経過は、施術後の腫れは何日目にどうなるかをまとめた記事で詳しく扱っています。
ウルセラ・サーマクールなどのリフティング:皮膚の表面に傷がつかない施術のため、持ち帰り品はほとんどないことも多いです。その代わり、施術直後のサウナや激しい運動を控えるよう説明されるのが一般的です。待ち時間の目安は施術後の運動・サウナ・チムジルバンの記事にまとめています。
どの施術でも、何を使ってよいかは肌の状態によって変わります。MIOの医師にはそれぞれ主に担当する分野があり、たとえばレーザー・色素・スキンブースターを主な分野とする医師もいます。帰国後に使ってよい化粧品があるかどうかは、カウンセリングのときに尋ねてみてください。
MIOのメニューで、アフターケアが料金に含まれているものはありますか?
あります。MIOが公開しているメニューでは、アフターケアの有無がメニュー名そのものに書かれている行があります。以下の価格はすべて、記事作成時点でMIOが公開しているもので、VAT(付加価値税)は含まれていません。医師を指名する場合は、別途KRW 100,000がかかります。円換算は1ウォン=約0.1円で計算したおおよその額で、為替によって変わります。
- ピコシュアトーニング + パック:KRW 39,000(約4,000円前後)。メニュー名に「+ パック」とあり、施術後のパックが料金に含まれています。麻酔は不要の区分で、旅程のどの日に入れても構わない区分です
- ピコシュアデュアルトーニング + パック:KRW 85,000(約8,500円前後)。こちらも「+ パック」付きですが、麻酔ありの区分で、MIOは旅程の最終日寄りに入れる施術として案内しています
- ピコシュアフォーカストーニング:KRW 59,000(約6,000円前後)。メニュー名にパックの表記はありません
同じピコシュアでも、行によってパックの表記がある・ないが分かれています。どんな種類のパックかはメニューには書かれていないため、気になる場合は事前に確認するのが確実です。
また、施術後の鎮静を目的に、追加で受けられるケアもメニューに並んでいます。
- LDM 水分補給(6分):KRW 29,000(約3,000円前後)
- クライオセラピー:KRW 39,000(約4,000円前後)
- シュリンクのオーロラアンプル:KRW 29,000(約3,000円前後)。シュリンクの項目の中に並んでいるメニューです
どれも「受けないとトラブルになる」というものではありません。必要かどうかは肌の状態によるので、施術台の上で勧められたときの考え方は追加オプションの決め方の記事も参考にしてください。
なお、MIOの施術は、写真による記録とAIを用いた顔の分析をもとに医師が計画を立てて進めます。分析は診断をするものではなく、医師の判断を助けるためのものです。施術後のケアも、その計画の延長として説明を受けることになります。
帰国便の機内には、何を持ち込めばよいですか?
国際線の機内持ち込みでは、多くの場合、液体・ジェル・クリーム類は1容器100ml以下、透明な袋にまとめる決まりがあります。軟膏やジェル状の保冷剤も対象になるのが一般的です。詳しい条件は、利用する航空会社と空港の案内で確認してください。
機内に持っておくと役立つものは次のとおりです。
- 保湿剤(100ml以下):機内はとても乾燥します。施術後の肌は特に乾きやすいため、手の届く場所に
- 処方された軟膏・薬:受け取ったときの袋や箱に入れたまま持つと、説明がしやすくなります
- マスク:乾燥対策と、赤みを隠す目的の両方に使えます
- 説明書き:帰国後に日本のクリニックへ相談するときにも役立ちます
施術内容や処方の控えを持ち帰っておく理由は、施術後にもらっておきたい記録の記事で詳しく解説しています。
一方で、機内で使うのを控えたいものもあります。施術直後の肌に、機内でシートマスクを長時間のせたままにしたり、普段使っていない新しい美容液を試したりするのは避けたほうが無難です。
施術後しばらく、使わないほうがよいものは?
一般的に、施術直後は肌のバリアが一時的に弱くなっているため、次のようなものは控えるよう説明されることが多いです。
- レチノール、ピーリング作用のある成分(AHA・BHAなど)を含む化粧品
- スクラブ洗顔、ゴシゴシこするタオルドライ
- 香料やアルコールの多い化粧水
- 帰国後すぐのセルフピーリングや、別のクリニックでの追加施術
再開してよい時期は、施術の種類と肌の状態で大きく変わります。「何日たてば大丈夫」と一律には言えないため、受けた施術ごとの説明に従ってください。
また、強い痛みが増していく、熱を持って腫れが広がる、膿が出るといった変化は、アフターケア用品で様子を見る範囲を超えている可能性があります。その場合は、施術を受けたクリニックか、帰国後であれば近くの医療機関に早めに相談してください。
FAQ
Q. 施術後のアフターケア用品は、どのクリニックでも無料でもらえますか? A. 説明書きは多くのクリニックで渡されますが、パックや軟膏などが付くかどうかはクリニックと施術内容によって異なります。料金に含まれているかどうかも含めて、事前に確認しておくと確実です。
Q. もらったシートマスクは、帰国してから使ってもいいですか? A. 多くは施術当日〜翌日に使う想定で渡されます。いつ使うのがよいかは、渡されたときの説明に従ってください。
Q. 処方された軟膏は、帰国便の機内に持ち込めますか? A. 多くの国際線で、軟膏は液体類として扱われ、1容器100ml以下などの条件があります。受け取ったときの袋や箱に入れたまま持つと説明しやすくなります。詳しくは航空会社の案内で確認してください。
Q. MIOでパックが料金に含まれているのはどのメニューですか? A. 記事作成時点で公開されているメニューでは、「ピコシュアトーニング + パック」(KRW 39,000)と「ピコシュアデュアルトーニング + パック」(KRW 85,000)が、メニュー名にパックを含んでいます。価格はVAT別です。
Q. 施術後、普段の化粧品はいつから使えますか? A. 施術の種類と肌の状態によって変わります。特にレチノールやピーリング成分を含むものは、再開時期を施術を担当した医師に確認してください。
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